VirtualBoxにUbuntu Serverをインストールする
mac版のVirtualBoxにUbuntu Serverをインストールしたときのメモ。
1. VirtualBoxのインストール
VirtualBoxをダウンロードし、インストーラーに従ってインストールする。
インストール後、VirtualBoxの環境設定で以下の設定を行う。
デフォルト仮想マシンフォルダの設定
一般 > デフォルト仮想マシンフォルダの設定 で、フォルダを変更する。
ホストオンリーネットワークの追加
ネットワーク > ホストオンリーネットワーク で、追加ボタンを押して、ネットワークを追加する。
2. 仮想マシンの新規作成
ウィザードに従って、Ubuntu 64bit 用の仮想マシンを作成する。
作成後、Ubuntuのインストールに入る前に、仮想マシンの環境設定で以下の設定を行う。
メインメモリの変更
システム > マザーボード で、メモリサイズを1024MBに変更する。
プロセッサ数の変更
システム > プロセッサ で、プロセッサ数を2に変更する。
ネットワークアダプタの追加
ネットワーク > アダプタ2 で、以下の設定を行う。
- ネットワークアダプタを有効化 をOnにする
- 割当を ホストオンリーアダプター にする
- 名前を vboxnet0(先のホストオンリーネットワークで追加したときに設定された名前) にする
3. Ubuntu Serverのインストールと設定
インストーラーに従って、Ubuntu Server 12.04 LTS 64bit をインストールする。
インストール後、以下の設定を行う。
ネットワークの設定
先に追加したネットワークアダプタ2の設定をし、ホストからsshでログインできるようにする。
1. アダプタの設定
ネットワークアダプタ2は、Ubuntu上ではeth1として認識されるので、eth1を設定する。
固定IPを設定する。
$ sudo vi /etc/network/interfaces
auto eth1
iface eth1 inet static
address 192.168.56.10
netmask 255.255.255.0
network 192.168.56.0
broadcast 192.168.56.255
$ sudo /etc/init.d/networking restart
なお、ホストオンリーアダプターはデフォルトでDHCPが有効になっている。
VirtualBoxの環境設定のホストオンリーネットワークの設定で、ホストオンリーネットワークの詳細設定からDHCPの設定や変更などができる。
2. sshでログインする
設定が有効になっているか、sshでログインしてみる。
# ホスト側のterminalで
$ ssh 192.168.56.10
接続できれば設定完了。
sudoの設定
自分専用の仮想環境なので、sudo実行時にパスワードを入力しなくてすむように変更する。
$ sudo visudo
# NOPASSWDを追加する
%sudo ALL=(ALL:ALL) NOPASSWD:ALL