作業ノート

様々なまとめ、雑感など

小さな習慣を読んだ

小さな習慣

小さな習慣

個人的に習慣化したいことがいくつかあって、色々試していたときにたまたま見つけた本。

小さな習慣とは、より良いことに向かう行動であり、ばかばかしいと思えるほど小さな行動である。

習慣に関する本で他書との違いは、モチベーションに頼らず、とにかく行動を継続することに重点をおいているところ。

モチベーションに頼らないのは、それが信頼できないから。習慣化したい行動にモチベーションを求めない。行動するとモチベーションが得られることはあるが、それはあくまでボーナスとして考える。

行動の継続に重点をおいているのは、それが習慣の本質だから。習慣になるまでは一般的にいわれる21日から30日ではなく、18日から254日としている。つまり習慣になることを目標にすると、習慣化までの期間が広くはっきりしないために、本当に達成したのか判断しにくい。結局、習慣というのは定期的な行動のことなので、毎日続けるためにどうするかを重視したほうがよい。

この点を踏まえたのが小さな習慣。やるべき行動が小さければ、モチベーションに頼らずに毎日実行することができる。また、毎日続けるために自身の生活習慣に合うような形で行動を決める。これは、小さな習慣が万人に向いているということでもある。

読み終えてみると、どうして自分がこういうことに気づかなかったのだろうと思えるくらいに自然であり、当然と感じるような、そういう気づきが得られた本だった。